
新国立劇場の情報が満載の情報誌「ジ・アトレ」。1997年の新国立劇場会場オープン当初から現在に至るまで、毎月最新の情報を発信し続けてきました。オペラ・舞踊・演劇の各公演情報から、出演者等のインタビューまで、内容も充実。舞台がもっともっと面白くなります。バックナンバーのお申し込みも承っています。売り切れ次第終了しますので、お早めにお求めください。
デヴィッド・ビントレーが2年の歳月をかけ、新国立劇場バレエ団のために振り付けた「アラジン」を世界初演したのは2008年。ビントレーが舞踊芸術監督に就任した今シーズン、待望の再演です。オリエンタルな雰囲気の舞台で、魔法のランプ、空飛ぶ絨毯も登場するファンタジックなバレエは、見ごたえたっぷり。世界からも大きな注目を浴び、海外バレエ団での上演も検討中です。新国立劇場から世界に発信する全幕バレエ「アラジン」。アラジンの冒険と成長の物語を、鮮やかな踊りの数々で堪能してください。
客席全体が思わず息をのんだ2007年の至福の舞台。聡明な気品をまとった美しいニールントの元帥夫人が、ふたたびオペラパレスに帰ってきます。時の流れには、どうしたって逆らえない。アバンチュールを過ごした青年との愛を諦観した元帥夫人は、若い二人の永遠の愛を祝福し、静かに去っていく。消え行く時代を見送るかのように。陽気なのに憂いが漂い、物悲しさのなかに微笑みが見える、そんなウィーンの香りを放つR.シュトラウスの音のタペストリーをウィーン出身の俊英アルミンクの指揮が、織り上げていきます。ジョナサン・ミラー演出の瀟洒な美を極めた舞台が贈る気高い感動をご堪能ください。
2010/2011シーズンの注目の公演のひとつ、「ダイナミック ダンス!」の幕が来年3月に開く。デヴィッド・ビントレー舞踊芸術監督が常に語っているのは、トリプル・ビルがいかに魅力的なものか、ということ。名曲の音楽、その音楽を“視覚化”した見事な振付、そしてたくさんのダンサーが主役級として踊り、いずれも傑作だ。「ダイナミック ダンス!」では“アメリカ”をキーワードに最高の3作品がそろった。バランシンとバッハ、ビントレーとジャズ、サープとグラスという名振付家と音楽の出会いから生まれた名作に新国立劇場バレエ団が挑む。鍛え抜かれたダンサーたちによるダイナミックな舞台。身体と音楽の火花散る化学反応にしびれるミックス・プログラムだ。
マドリガルやメヌエットを彩る18世紀フランスの雅びな世界を切り裂くように美貌の少女マノンと騎士デ・グリューは、刹那の愛の情熱に生き、マミアンからからパリへ、そしてル・アーブル港からルイジアナへ破滅へと突き進む。若きプッチーニの出世作となったこのオペラは残酷なほど甘美で、ロマンティックだ。初演以来ヨーロッパ各地で上演され続けたジルベール・デフロ演出の舞台が、ブラッシュアップして登場。オペラパレスだけの名舞台「マノン・レスコー」が誕生する。
鶴の化身つうの透き通るようなしめやかな愛が、与ひょうら男たちに物欲によって破壊されていく日本人の心の琴線をふるわせる木下順二の名戯曲「夕鶴」は團伊玖磨の手によって美しい音楽をまとい、国境を越え、世界中の歌劇場に感動を与えるオペラと昇華しました。2000年に栗山民也の初オペラ演出作品として話題を呼んだプロダクションが、高関健の指揮、日本声楽界の第1級のキャストたちによって2011年2月、待望の再演を迎えます。
[特集]
バレエ「シンデレラ」
コンテンポラリーダンス「DANCE PLATFORM 2010」
―バレエ&ダンス 静・動・美のきらめきー
鍛え抜かれた動と、研ぎ澄まされた静。身体の美が生み出す芸術――舞踊には人間の底知れぬパワーが満ち観る人に、鋭い刺激と自由な楽しみを与えてくれる。フレデリック・アシュトン振付「シンデレラ」は家族そろって楽しめるコミカルなストーリーとイギリス・バレエ独特の音楽性&エレガンスが絶品の作品。コンテンポラリーダンス「DANCE PLATFORM 2010」は日本のダンスシーンを牽引するアーティストたちが登場。2010/2011シーズンもバレエ&ダンスシーンから目が離せない。
イギリスの世界的振付家デヴィッド・ビントレーを新舞踊芸術監督に迎えてスタートする2010/2011シーズンのバレエは、トリプル・ビルで開幕。多くのダンサーが主役として活躍し、音楽も素晴らしい作品ばかりなのがトリプル・ビルの魅力、とビントレーこだわりのプログラムだ。ビントレーの代表作「ペンギン・カフェ」。フォーキンの振付&ストラヴィンスキーの音楽の名作バレエ「火の鳥」。そしてビゼーの交響曲にバランシンが振り付けた傑作「シンフォニー・イン・C」。バレエの多彩な魅力を見せる3作品が、新国立劇場バレエ団の新しい時代の幕を開ける。
娘の玉の輿を画策する破産寸前の父親、舞踏会の女王となる美しい娘アラベッラ、姉の影で生きる男装の妹ズデンカ、辺境の地からやってきた富豪の若者。そんな登場人物たちが19世紀後半のウィーンで繰り広げる人生のひとこま。2010/2011シーズンのオペラパレスは、「抒情的喜劇」という副題にふさわしい心の機微を繊細に描いた美しいオペラから始まります。
2010年6月、新しいオペラが誕生する。
原作は、現代日本の知性と美を創造した三島由紀夫の名戯曲「鹿鳴館」。明治19年の天長節。鹿鳴館では影山伯爵の夜会が催されていた。華やかな舞踏会のなか、純粋な愛情と信頼は嫉妬と政治的策略に翻弄され、人々は悲劇の運命に導かれていく。故・若杉弘オペラ芸術監督が長年あたためた続けた構想が、いま日本で最も精力的な作曲家、池辺晋一郎と、オペラ上演台本も手がけた鵜山仁の演出によって実現する。
ゴールデンウィークのオペラパレスで、バレエと音楽の化学反応が閃光を放つ。バレエが音楽を奏で、音楽がバレエを視覚化する、ビントレー振付二作―― モーツァルトの美しい音楽によるバレエ「ガラントゥリーズ」とオルフの壮大なカンタータ「カルミナ・ブラーナ」の世界をダイナミックに描くバレエが登場する。
全幕バレエとはひと味違う、身体を通じて語りかける音楽の雄弁さに驚き、身体表現の無限の可能性を楽しむ舞台がここにある。オペラ公演にも出演する一流の歌手たちと、新国立劇場合唱団も出演。新国立劇場でなければ実現不可能なエキサイティングな舞台は、バレエ・ファンも音楽ファンも絶対に見逃がせない。
魅力的なラインナップが発表され期待がふくらむ2010/2011シーズン。さらなる感動と熱狂の舞台をお贈りする新国立劇場の14年目は、芸術・文化の大切さを改めて考える、重要なシーズンになることでしょう。オペラ、舞踊、演劇、3人の次期芸術監督が、芸術監督就任にかける思いを語ります。
ロシア現代バレエを代表する振付家ボリス・エイフンが描く、濃密な大人のドラマ「アンナ・カレーニナ」。複雑に絡み合う愛憎劇を演じる3人のダンサーが、2月から始まるサンクト・ペテルブルクでのリハーサルを前に、意気込みを語ってくれた。
オペラ、舞踊、演劇、3ジャンル共に新芸術監督が就任する2010/2011シーズン。
新国立劇場の新しい時代の幕開けを彩るラインアップが決まりました。
芸術監督のビジョンと個性があらわれた全演目を楽しむ
オペラとバレエのセット券の受付もスタートです!
ハバネラを歌い登場するカルメン。 自由な生を貫き、死さえも恐れないファム・ファタール(宿命の女)。 登場の瞬間から、人々は彼女に釘付けになり虜となる。 エスカミーリョの「闘牛士の歌」、ホセの「花の歌」など 忘れがたい美しい旋律。キレのよいリズム。鮮やかな管弦楽の色彩。 名曲が目白押しのオペラの激烈なエネルギーは、1875年のパリ・コミック座での初演以来、 世界中のオペラハウスに熱くしてきた。 2010年6月、スペインの香り漂う鵜山仁演出「カルメン」再演。