
新国立劇場の情報が満載の情報誌「ジ・アトレ」。1997年の新国立劇場会場オープン当初から現在に至るまで、毎月最新の情報を発信し続けてきました。オペラ・舞踊・演劇の各公演情報から、出演者等のインタビューまで、内容も充実。舞台がもっともっと面白くなります。バックナンバーのお申し込みも承っています。売り切れ次第終了しますので、お早めにお求めください。
2011/2012シーズン最後を飾るオペラはワーグナーの「ローエングリン」。
開幕記念公演で上演してから15年ぶりにオペラパレスに鳴り響く、前奏曲、エルザの夢、結婚行進曲、ローエングリンの名乗りの歌。
演出家マティアス・フォン・シュテークマンと美術家ロザリエによる舞台はモダンな手法を使いながら、作品本来の空間を現出させ、音楽が自由に羽ばたく。
白鳥の騎士ローエングリンとは誰なのか、エルザとローエングリンの愛とは―
ワーグナー唯一の悲劇の本質に迫る、注目の新制作!
悪ほど憎むべきものはないが、悪ほど見せられるものはない。
そんな人間の真実が、序曲の轟音とともに明るみに出る。
欲望のままに疾走るドン・ジョヴァンニと、彼の悪徳の罠に実を投じていく女性たち。
逃れられない人間の性を音楽へと昇華させてモーツァルト×ダ・ポンテの傑作を、ヴェネツィアで繰り広げるアサガロフの演出。タイトルロールには、今もっとも輝いているバリトンのクヴィエチェン。その色気に惑わされ、悪と欲望の園に誘われてはいかが?
幸福の絶頂にあった剛勇、高潔の英雄オテロは、部下イアーゴの奸計にとらわれ、愛は嫉妬に、信頼は猜疑に変わり、自らの破滅への道をたどる。ヴェネチアの運河を蜘蛛の巣のように張り巡らせ水面の幻影にオテロの妄想を重ね合わせた舞台。
フラッカーロ、ポプラフスカヤら実力派歌手たちがヴェルディ&シェイクスピアによる究極の人間ドラマに迫る。
アウトサイダーの苦悩と、貞節な女性の純愛がもたらす救済。
巨人ワーグナーの心を終生とらえたテーマは、このオペラから始まった。オペラ全体のエッセンスが織り込まれた序曲をはじめ、呪われたオランダ人のモノローグ、自己犠牲を誓うゼンダのバラード、水夫たちの合唱。この圧倒的な力漲るドラマに真正面から取り組んだシュテークマン演出の舞台が、新鋭ネトピルの指揮と実力派ワーグナー歌手たちによる布陣で上演さえれる。
キリシタン禁制下の長崎。
日本の潜入したポルトガル人宣教師ロドリゴは、拷問され殉教する信者たちを前に、絶望し苦悩する。神の存在と信仰の意義を問う遠藤周作の名作「沈黙」を原作に、日本の作曲界に大きな足跡を遺した松村禎三が、10年余りをかけて自ら台本を執筆、オペラ化した力作。
注目の新制作では宮田慶子演劇芸術監督が初めてオペラ演出に挑み、作品のさらなる深層に迫る。
ウィーンの年末の風物詩「こうもり」が12月のオペラパレスを彩る。
抱腹絶倒の歌芝居にはウィーンっ子の思惑や本音が見え隠れ。
大笑いしながらも「人間ってこうしたもの」と思わずにいられない人生賛歌のオペレッタだ。
ひねりの効いた台詞とヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツで感じるウィーンの粋。
2011年のオペラの観おさめはアール・デコ風の美しい舞台で贈るウィーンのこころの喜歌劇を!
オペラパレスに初登場するチェコのオペラは
人間の王子に恋をした水の精ルサルカの悲しい物語。
神秘のベールに包まれた森と湖、白く輝く月、魔法使い、水や木の精、異国の貴婦人。
そんなおとぎ話の風景が、ドヴォルザークの美しい旋律と
巧みなオーケストレーションの魔術によって
幻想的な世界を作り出していく。
ポール・カランの透明感ある演出で
ファンタジーの醍醐味をご堪能あれ。
ビントレー舞踊芸術監督とともに次なるステージへと歩みだした新国立劇場バレエ団。2年目となる2011/2012シーズンは、ビントレー振付による新制作「パゴダ王子」で幕を開ける。「パゴダの王子」は振付家ジョン・クランコが20世紀イギリスの大作曲家ベンジャミン・ブリテンに音楽を委嘱して生まれた作品だ。
オーケストラが奏でるガムラン風の音楽にのってサラマンダが踊るエキゾチックなバレエをビントレーはどう描くか。
新国立劇場バレエ団のためにビントレーが振り付ける刺激的な舞台が、世界のバレエ界に再びセンセーションを巻き起こす!
2011/2012シーズンのオペラパレスは最高度の激情みなぎるオペラ「イル・トロヴァトーレ」で幕開け。兄弟とは知らず敵対するルーナ伯爵とトロヴァトーレ(吟遊詩人)のマンリーコ。2人に愛され、マンリーコへの愛を貫くレオノーラ。ルーナ家への復讐に生きるジプシーの老婆、アズチェーナ。複雑な4人の愛と怨念の渦が飲み込む、怒涛のドラマだ。炎燃え立つヴェルディの音楽、火花散る歌の饗宴。シーズン・オープニングにご期待ください。
運命に導かれるように出会い、全身全霊で恋をし、短い時を駆け抜けていくロメオとジュリエット。シェイクスピアが編み出した悲しくも美しい恋の物語は振付家ケネス・マクミランにより身体のドラマとなった。甘い恋の陶酔、身をちぎられるような絶望・・・・・・。恋人たちの声にならない心の叫びがダンサーの体からほとばしり、観客の胸に突き刺さる。バレエが描き出す究極のドラマが再び新国立劇場のステージで息づき始める。
各芸術監督就任2年目の2011/2012シーズン、オペラ・舞踊・演劇すべての演目が決定しました。オペラ4演目、バレエ1演目の新制作など、注目の公演が目白押し。期待が膨らむ2011/2012シーズンのオペラ・バレエセット券もスタートです!
「女の貞節はアラビアの不死鳥みたいなもの。誰も見たことはない」人生の達人、ドン・アルフォンソはそう言って、若者にとびっきりの恋のゲームをけしかけた。真実と虚構が入り乱れる舞台で本物の愛を獲得するのは誰・・・・・・?
モーツァルトの音楽が映し出す6人の男女の錯綜と、とまどい、怒り、喜び。話題の新鋭ミキエレットの演出、アンサンブルの魔術師カリニャーニの指揮、粒ぞろいのソリストたちが集まってエキサイティングな恋の冒険が始まる。