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主催公演のプログラムをはじめ、現代舞台芸術に関する様々な資料を収蔵。自由に閲覧できます。また、1~2名で使用するビデオブースと、グループで使用できる大型スクリーンのビデオシアターを設置。新国立劇場主催公演の映像資料を視聴することも出来ます。
| 開室時間 | 10:00am~6:00pm(最終受付5:30pm) |
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| 休室日 | 原則月曜日(オペラパレスでの主催公演日は開室)、特別休室日、年末年始 |
| TEL | 03-5352-5716(受付カウンタ-) |
さまざまな演目に対応するため、オーケストラ・ピット(以下、オケ・ピット)には多彩な機能が施されています。楽器の編成、声のバランスに合わせてオケ・ピットは深さを変えています。たとえば小編成のモーツァルトは舞台から1.80m前後、大編成のワーグナーは演奏できる限界の2.66mまで床を下げることもあります。
新国立劇場のオケ・ピットの特徴は、舞台下へ奥行き約2.50mの「掘り込み」があること。大編成の演目ではプレイヤー席がここにも並びます。掘り込みには、音を反射・吸収する壁が表裏にあり、演目ごとに面を変えられます。響きを調整するために、客席との区切りのフェンスに幕を垂らすことも。ちなみにフェンスは、客席床面まで下げられます。
オケ・ピットが深くなると、そのぶん高くするのが指揮台です。ハンドルで高さを自在にできる指揮台は、新国立劇場オリジナルのもの。弦楽器第一プルトはプルト台に乗ることがありますが、これは指揮台との目線の高低差を緩和するためです。ちなみに、ワーグナー演奏時よりさらに床を下げると、一階客席の下から、地下一階にあるピアノ庫のドアが現れます。ピアノ、ティンパニ、コントラバスなど大型楽器は、床を目一杯下げてここから搬入します。
指揮譜面台右にあるのはキューランプです。舞台転換中は赤ランプ。緑ランプがついたら、指揮者は棒を振り下ろします。演目によっては100人以上が入るオケ・ピット。楽器の配置は楽団ごとに特徴があります。ご来場の際はぜひ注目してみてください。
舞台公演に欠かせない大道具。その大道具の楽屋ともいえる場所が「組立場」です。オペラ劇場の「主舞台」の奥に「奥舞台」がありますが、その裏側にあるのが「組立場」です。搬入口に広がる空間で、床から走行クレーンまでの高さは11.65m、床面積は舞台と同程度あります。組立場はすべての劇場にあるわけではなく、新国立劇場の特徴のひとつになっています。組立場は、まず荷捌き場として使用しています。トラックが搬入口に到着すると、荷物はすべて組立場に降ろされます。
そして、上手へ運ぶもの、下手へ運ぶものをここで振り分け、台車に積み運びます。組立場がない劇場では舞台に荷物を直接運ばねばならず、さまざまな制約を受けることがありますが、組立場がある新国立劇場では、搬入作業をより効率よく行うことができるのです。
また、組立場は、その名の通り、舞台セットを組み立てる場所としても使用します。舞台上とは別の、もうひとつの作業場です。オペラ「アイーダ」のセットには高い柱がありましたが、舞台上で作業するととても時間がかかるので、組立場で組んで舞台へ運びました。
組立場の周りは一見すると高い壁ですが、扉があって、オペラ劇場、中劇場の舞台へと直結しています。公演中、舞台セットは舞台袖に控えていますが、場合によっては組立場にあることも。千穐楽では、第一幕の大道具を、第二幕上演中に組立場で解体していることも、ときとしてあります。

劇場最上階の5階に「画工場」という部屋があります。オペラの素敵な衣裳は、ここで仮縫いや手直しをして、本番まで待機しています。
高い天井の広々とした空間には、間近に迫った公演のものはもちろんのこと、さまざまな衣裳がずらりと並んでいます。また、靴や、椅子など小道具の一部も置いています。こんななかに、ミシン、アイロン台、鏡、作業台があり、まさにファッションデザイナーの制作現場といったところです。衣裳は、公演が新制作されるごとに、一から作ります。公演の約1年前にデザインが決まり、素材が決まったら生地を集め、公演約半年前から制作に取り掛かります。
公演の稽古が始まると、出演者は画工場にやってきて、衣裳の仮縫いをします。その後、舞台稽古で衣裳をつけて歌い、デザイナーがチェックして修正。さらに、オーケストラとの舞台稽古の最終日では、照明で衣裳がどう見えるか確認して修正し、本番を迎えます。
楽屋廊下にずらりと並んでいるのは、まばゆい衣裳やかつら。よく見ると、それぞれ使用するダンサーの名前を記した紙がついています。というのも、個人個人に合わせて、サイズを調整してあるからです。
衣裳は、美しく見えるよう、布を出し詰めして調整しますが、何より大切なのは踊りやすさ。ゲネプロでは実際に踊ってみて、踊りにくい場所があれば、楽屋の廊下ですぐに手直しします。舞台裏に控える衣裳スタッフは通常四人ですが、たとえば「眠れる森の美女」は六人。本番中の衣裳の破れにも即座に対応します。また、意外とコツが必要な、背中のカギの付けはずしも手伝います。終わった後はまず洗濯。エタノールで拭いて、ハンガーにかけて乾かします。その際、カギや破れをチェック。小さな破れでも怪我につながることがあるので、つねに気を遣っています。
「眠れる森の美女」はかつらを最も多く使う演目で、数は130強ほど。日本製のかつらはナイロン製ですが、以前使用したマリインスキー劇場のものは人毛等でできていました。そのため、汗をかくとカールが伸びてしまうので、終わったあとは毎回、ヘアアイロンでひとつひとつ丁寧に巻き直します。こんな地道な作業が、夢の舞台を支えているのです。
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劇場の施設・設備を紹介するバックステージツアーを行っています。休演日に実施するツアーに加え、終演後、当該公演日にご来場のお客様を対象とするツアーも行っています。
通常は見る機会のない四面舞台などをご案内するもので、劇場の舞台に立って出演者の気分を味わうこともできます。
主催公演上演にあわせて、作品の理解を深め、公演をもっと楽しんでいただくための場として、公演スタッフ、キャストを交えたトークを開催しています。また、情報センターにあるビデオシアターでは現代舞台芸術に関する講座を開催しています。
※日程などの詳細は、会報誌「ジ・アトレ」および新国立劇場ホームページでお知らせいたします。
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