演目内容の詳細とあらすじ

トリスタンとイゾルデ

中世伝説を基にした、全編を通して官能的、陶酔的な音楽に溢れた、ワーグナー究極の愛のオペラ。「トリスタン和声」と呼ばれる斬新な響きを持ち、音楽史上においても画期的な作品です。作曲当時ワーグナーは人妻ヴェーゼンドンク夫人と恋仲にあり、ワーグナーの彼女への想い、苦悩が作品に映し出されているとも言われています。欧米で大活躍する大野和士が12年ぶりに新国立劇場の指揮台に登場、演出はイギリスの鬼才マクヴィカー、そして現在望みうる最高のワーグナー歌いが集結します。

<あらすじ>

コーンウォールのマルケ王の甥、騎士トリスタンは、アイルランドの王女イゾルデを王の妃として迎えにいく。かつて愛し合ったことのある2人は毒薬で心中を図るが、侍女ブランゲーネの手により毒薬は愛の媚薬にすりかえられていた。2人の愛は燃え上がり逢瀬を重ねるが、密会の場面を王に見つかり、トリスタンは王の家臣メロートの剣により重傷を追う。トリスタンは故郷の城でイゾルデを待ち、やっと到着した彼女の腕の中で息を引き取る。イゾルデもまた彼を追い愛の死を迎える。

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