
2人の男性が恋人姉妹の貞節を試す恋愛喜劇で、タイトルは「女はみんなこうしたもの」という意味。長らく不道徳なオペラとされてきましたが、男女の感情の機微、人間の本質を描いた作品として、今ではモーツァルト喜劇の最高峰とされています。世界中のオペラハウスで現在引っ張りだこの若手イタリア人演出家ミキエレットがこの恋愛ゲームをどのように描くか、新国立劇場初登場となる指揮のカリニャーニがモーツァルトならではの美しいアンサンブルをどのように奏でるか、注目の新制作です。
<あらすじ>グリエルモとフェルランドは、美しい姉妹フィオルディリージとドラベッラとそれぞれ婚約している。老哲学者にそそのかされ、2人は恋人の貞節について賭をすることに。出征するふりをして偽りの別れを演じた後、アルバニア人に変装して姉妹を口説く2人。姉妹の心は次第に揺らぎ、ドラベッラが姉の婚約者グリエルモに、さらにフィオルディリージもフェルランドの口説きに陥落してしまう。新しい2組のカップルの結婚式が行われるところに、軍隊(婚約者)の帰還が告げられる。