
明治の長崎を舞台に、アメリカ海軍士官の夫に一途な愛を捧げる15歳の蝶々さんの悲しくも美しい運命を描いた傑作。新国立劇場で最も数多く上演されている人気作品で、プッチーニならではの甘美な旋律と劇的な音楽展開は幅広い聴衆を魅了しています。今回の公演では、タイトルロールに近年ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場に次々とデビューした期待の若手ソプラノのオポライス、シャープレスにウィーン国立歌劇場専属の甲斐栄次郎を迎え、魅力的な歌手陣が新鮮な感動をお届けします。
<あらすじ>明治の頃、長崎の海を望む丘。アメリカ海軍士官のピンカートンは、結婚斡旋人の仲介で15歳の芸者、蝶々さんを身請けし、アメリカ領事シャープレスの忠告をよそに軽い気持ちで結婚式を挙げる。やがてピンカートンは帰国。愛を信じて疑わぬ蝶々さんは音信不通の夫の帰りを、3歳の息子と女中のスズキの3人で待つ。やがてアメリカで正式に結婚したピンカートンが妻ケートをつれて長崎に。全てを悟った蝶々さんは、我が子をケートに託し、父の形見の短刀で命を絶つ。